ETC関連用語の解説

◆24V車
一般車両のバッテリーは12Vの電圧になっていますが、大型車などは24Vのバッテリーを搭載している場合があります。こうした車両を24V車と呼んでいますが、一般の車載器は使用できません。そのため24V車専用の車載器を購入する必要があります。

◆ETC
ETCはElectronic Toll Collection Systemの略で、直訳すると「電子式料金自動収受システム」となります。ETC専用レーンを通過する時に車両に搭載された車載器によって通信を行い車載器内に挿入されたETCカードに請求を行うことで、その場で清算せずに料金所を通過できるシステム。

◆ETCカード
ETCカードはETCを利用するときに必要なカードで、通信によってETCカードに請求を行うためにあります。クレジットカードに追加して発行するETCカードが一般的ですが、高速道路会社が発行する保証金を預けるタイプのETCパーソナルカードもETCカードのひとつです。

◆ETC専用レーン
ETCは通信システムによって料金の清算や割引の適用を自動的に行うシステムです。そのため通信装置を備えた専用のレーンを通過する必要があります。それがETC専用レーンですが、通信が正常に行われると開閉バーが開き通行が可能になるしくみです。ETCカードの挿入が不完全な場合や有効期限切れなどの場合は開閉バーが開きません。その場合は係員の指示に従うって必要な措置を行います。

◆ETCマイレージ
ETCマイレージはETCカードを利用した高速料金の請求金額に応じてポイントが付与され、貯まったポイントを高速料金に還元できるサービスです。ETCマイレージを利用するためには登録が必要で登録には車両番号と車載器の管理番号が必要です。車載器のセットアップ終了後に登録をすることができます。ETCマイレージは高速道路会社単位で付与されるので、高速道路会社をまたいでポイントを共有することはできません。ただし、東・中・西日本高速道路と宮城県道路公社間はポイントを共有することができます。

ポイントの付与も高速道路会社によって多少違いますが、一般的には50円で1ポイント付与され、最低100ポイントが200円分に還元されます。最大では1000ポイント8000円分となりこの場合の還元率は16%です。ただしETCカードが複数ある場合はポイントを合算することはできません。メインとなるETCカードを決めて集中してポイントを貯めることが効率的なポイント獲得につながります。

◆ETC割引
ETCを利用することでさまざまな割引を自動的に受けることができます。割引制度は高速道路会社によって違い、独自の割引などもありますが基本的には時間帯による割引が共通割引としてあります。深夜・早朝・通勤割引などで30~50%の割引が適用になります。自動で割引を受けるためにはETC専用レーンを通信によって通過する必要があります。出口がETCに対応していない場合などは係員に申し出をする必要があります。

◆NEXCO
NEXCOはNippon Expressway Companyの略称で民営化された高速道路会社の愛称となっています。東日本高速道路会社はNEXCO東日本やE-NEXCOと呼ばれています。Eは東を意味するEastの略です。同様に西日本高速道路はW-NEXCO、中日本高速道路はC-NEXCOと呼ばれることもあります。

◆一般レーン
 一般レーンはETCの通信ができない通常のレーンですが、ETCカードで料金を決済することができます。入り口がETCに対応していない一般レーンしかない場合は通常通り通行券を受け取って進入します。出口も一般レーンの場合はETCカードと通行券で料金清算をします。この場合はマイレージサービスのポイントは付与されますが時間帯割引などは自動で適用にならないので係員に申告する必要があります。

◆親カード
親カードは基本となるクレジットカードのことで単独で発行することができない子カードに対して使われる名称です。子カードは親カードに追加して発行するクレジットカードで請求はすべて親カードに対して行われます。クレジットカード機能があるETCカードも子カードのひとつで基本となる親カードがなければ発行することができません。

◆開閉バー
ETC専用レーンに設置されているのが開閉バーで通常はバーが下りて通行ができないようになっています。ETC通信により正常に通信が行われると児童でバーが開き通行が可能になるので、料金所でストップせずに通行することができるしくみです。前の車にぴったりと張り付いて不正に通行する行為は法律違反となるうえ、危険を伴うので絶対に行わないようにしましょう。通行する車のナンバーはすべて記録されているので必ず罰を受けることになります。開閉バーの素材は金属ではなく車を傷つけにくい素材となっているので強行突破する不正利用者もいますが危険な行為です。

◆カード利用枠
クレジットカードには利用枠がありその範囲内でショッピング利用などができます。クレジットカードの利用枠はクレジットカードの種類や申込者の信用状況によって決められます。最低では10万円ですが遅れずに利用して実績を積み重ねると増枠を申請することも可能です。ETCカードにも利用枠がありますが、基本的には親カードの利用枠の範囲内となります。そのため親カードを利用枠いっぱいに利用するとETCカードの利用枠がなくなる可能性もあります。ただしETCレーンを通過するときには利用枠のチェックまではしていないので、毎月の請求書で残高をチェックしておくことで対応することができます。

◆子カード
子カードは単独では発行できないクレジットカードのことで、家族カードやETCカードのことを言います。親カードと呼ばれるクレジットカードに追加して発行されるのが子カードで、利用枠は親カードの範囲内で請求も親カードに行われます。そのため子カード追加申し込みの審査は親カードの支払状況を確認する程度の簡易なものとなっています。

◆車載器
車載器はETCを利用するときに必要な通信装置です。車両に設置してETCカードを挿入することでETC専用レーンを通過することができます。車載器には車両のデータをインプットするセットアップが必要で、購入費用のほかにセットアップ費用がかかります。車載器は車両1台について1台必要となります。車載器を積み替える倍には再度セットアップが必要になるので、複数の車両で利用するには費用がかかりすぎるため購入したほうが安くなります。

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